こんにちは。イチです。
記事にしたいことが多すぎて、なかなか飛んでしまいましたが、インドネシア旅行が書きかけだったので、続きを書きたいと思います。
さて、スコールの中、ようやくケチャダンスをやる寺院の近くに到着しました。
場所は、ウブドの街中って感じでしょうか。この辺。
ここに来る途中までは、ド田舎でしたが、この付近は結構にぎわっていて、店が豊富にあります。
お店の種類は、地元の料理屋ではなく、観光客ターゲットの店が多い。
しかし、そんな事言ってる場合じゃないほどの土砂降り。カッパは上半身のみの仕様だったので、下半身はべしょ濡れ。
友人お勧めの、豚肉を使ったインドネシア料理が食べれるお店があるそうなので、近くにバイクを止めます。
道路や歩道には水が溢れていたので、水を避け、大股で何とかお店に到着。
ようやく店に辿り着き、食べたい料理がなあるかを聞くと、「売り切れちゃったよ!」と。何ですと~!?ショック。。
仕方ないので、できるだけ暖をとれる店が良いと言うことで、近くにあったインド料理屋に入る。
インド料理は、日本で食べるのと同じ感じ。値段は、日本より若干安いくらい。全然雨はやむ気配がない。こりゃ、ケチャダンスは中止じゃないでしょうか?
そんな土砂降りなのに、友人はまだケチャダンスに行きたいと言っている。確かに見てはみたいが、この雨の中を、やってるかやってないか分からないダンスのために移動する気にはなれない。。
ちょっとケチャダンスへの執着が強い気がしたので、「そこまでして見たくないよ。」と主張。
ケチャダンスは19:30スタートで一時間程度やるらしいのだが、現在は19:30。奇跡的に止んでたらいいんだけど。
席からは雨が降っているか見えなかったので、店員さんに聞くと「雨降ってないよ」だって!お!じゃあ、行けるじゃん!行こうよ!
「雨降ってないよ」と言われたものの、バッチリ降ってます(笑)。
でも、インドネシアでは、これは降ってるうちに入らないんだな。600m程度離れているので、そちらへ向かう。
途中、ダフ屋的な人達が近寄ってくる。「何が見たいの?」最寄りの寺院でもケチャダンスではないものの、別の催し物があるらしく、きれいな鐘の音が鳴り響いている。
ケチャダンスだよ。と伝えると、正規の価格よりも高くチケットを売りつけようとしてきた。何事もそうだったが、商売人からの圧は強く、そしてしつこかった。何が凄いって、この人買わないって言ってるのに、ずっと付いて来る。
そして、途中からチケットを売るのではなく、コッチコイと、案内をし始めた。別に案内は要らないんだけども。
そして、寺院のチケット売り場に到着。場所はココ。
すると、さっきのダフ屋は、「俺が連れてきたんだよ。」的な顔をしている。なるほど、案内でも手数料が入るのかな。
満を持してケチャダンスに。中からは、たくさんの男性の切れの良い声が聞こえてくる。
ケチャダンスの会場は、屋根付なので、雨でも実施できそうなかんじだ。
中央にある飾彩にろうそくを何本か立て、それを60人ほどの上半身裸の男性が取り囲んでフグ刺のようになっている。そして、全員が時にバラバラに、時に息を合わせて呪文のような、かけ声のような声を発し続けている。
そして、途中何度か、衣装を着た女性と男性が会場中央にある出入口から出てきては、ろうそくの周りで、何らかの物語を演じている。
全く話は分からないものの、ひたすら繰り返される、息のあった掛け声や、動きに、時を忘れて見入ってしまった。
最後、ヤシの実の皮を燃やして、それを馬役の男性が素足で蹴っては、別の男性がトンボのようなもので、また中央に集める。
確実に燃えている皮を踏んでいるんだけど、熱くないんかな?そんなやりとりを4回程繰り返した後、ダンスは終了した。途中、雨で行く気を失っていたが、見れて本当に良かった。
あれだけの人数のおじさん達が、一糸乱れずに掛け声を出している姿は、圧巻であり、「人間やれば何でも出来るようになるんだなぁ。」と実感させられました。
さて、この後帰路に付こうとする我々を、ある事件が襲います。
今回書ききろうと思ったけど、辿り着けなかったので、次回は必ず!
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