死角からのパンチ 最終回

こんばんわ。イチです。

 

私は、私の持つ

・善悪フィルター

・絶対的な正解があるという考え

・相手の気持ちという視点の欠落

といった傾向により、私の周りの人に迷惑をかけていましたし、それは結果的に自分を苦しめることになっていました。

 

しかし、師匠への相談の中で、これらの問題以上に本質的な問題が、私に潜んでいるという事が分かったのです。

 

 

私は夫婦で相談に伺っていたので、先ずは夫婦間で取り組めることとして、朝お茶を夫婦で飲む時間を作ることを習慣化してはどうか?と提案されました。

 

私としては、諸問題の解決に繋がるならと思いましたが、どうも奥さんが納得していないような気がしました。

よって、私は気を遣って「朝のお茶を続けたとして、どうなるんですか?」と質問しました。

すると、「そこに意味が必要ですか?」とのこと。

 

いやいやいや、何かに取り組むとすれば、そりゃ意味はいるでしょう。

意味の無いことに労力をかける訳にはいかないと、その先に何があるのかを更に質問します。

「そりゃ意味はいるんじゃないですか?だって、何事もより良くなるために取り組むものだと思うんですが。」と質問すると、

「イチさんは、意味を求めすぎです。」と一喝。(実際には、かなり優しく言ってくれています。)

 

更にここでこんな風に言われました。

「イチさんが意味を求めるのは、納得したいからですね。

 〇〇をすれば、△△のようになるから、続けてみて下さい。といったように。

 でも、もしもそれをイチさんが納得できるのであれば、

 それは今までの思考の延長線上の提案にすぎません。

 でも、イチさんの大幅な成長を妨げているのは、その納得出来ないこと

 は受け入れられないという思考なんです。

 そこから抜け出すには、その思考を手放す必要があります。

 そして、そのためには納得など考えず、やってみるってことが大切なんです。

 しかも、そこに意味を求めず。意味なんて無いほうが良いんです。」 と。

 

さらに、その思考はコミュニケーションを阻害するというデメリットもあるようです。

今思えば、思い当たる節がありすぎです(;・∀・)

 

私はこの提案に対し、なかなか気持ちの整理が出来ずにいました。

というのも、これまで「納得感」というのは大切だと思っていましたし、それだけに納得出来ない事を受け入れるという経験をしたことが無かったからです。

 

正直な気持ち、完全に死角からのパンチを食らった感じでした。

また、飲み込んだことの無いものを、飲み込もうとしている感じでもありました。

 

 

でも、どうやら奥さんはよく分かっているようでした。

 

私の積年の傾向ですから、奥さんはその点重々承知していたため、師匠からの的確な指摘に対し「よくぞ言ってくれた!」的な感じだったようです(笑)

 

ともかく、その先には自分の見えない「何か」があることは感覚的にそうだろうと感じましたし、師匠やその周囲の皆さんに絶対的な信頼を寄せていましたので、ともかくやってみるという流れになったんですね。

 

 

今思うと、ガンジー

「自分の成長に必要な考えは、必ず自分の外側にある。」

というようなことを言っていたと思います。

 

そして、この後、ビックリするほど物事が良い方向へ進んで行ったのです。

それに関しては、また別途記事にしたいと思います。

 

今までの経験上、トレードをやっている人って、割と傾向的に似ている人が多かったので、一人でも多くの方のお役に立てれば嬉しい限りです。

 

たまには、飲み込んだことのないものを、飲み込んでみましょう(゚∀゚)

 

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。

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