みなさんこんばんわ。イチです。
前回は、期待が執着を生み、執着が散々な結果を生む。じゃあ、どうしたらそれを改善出来るのか?
というところまで話をしました。
私の執着が強くなったのは、前回も書いたように『絶対的なものがある』との考え方を持っていたため、その分期待が強くなってしまい、その分執着が強くなってしまったようでした。
よって、改善方法の一つは『絶対的なものなど無い』との考え方を採用してみる、という事です。
恐らく、『絶対的なものがある』と考えている人は、『正しい、間違っている』という尺度で物事を見がちなのかもしれません。
かくいう私自信が、思いっきりその罠にハマっていたので。
その罠にハマっている限り、ずっと『正解』を探し続けます。
トレードで言えば、聖杯を探し続けるようなものでしょうし、聖杯など無いと分かっていても、長い間、手法の分析や研究を実施しているのであれば、それは罠にハマっている可能性があります。
『絶対的なものなど無い』と信じるのであれば、血眼になって手法を追い求めることもなくなりますし、その前提に立つと面白い目線が発見できます。
『絶対的なものなど無い』と考えてみるものの、世の中には『上手くいっている人』もいれば、『そうでない人』もいますよね。
じゃあ、それを分かつ原因は何なのでしょうか?
ここで、『それは、たった一つのこの視点が抜けているからだ!』というような、これさえあれば的な視点になるのは、ドツボです。
でも、確かにその差を生む『何か』は存在します。
それは、考え方かもしれませんし、人間関係かもしれません。環境、食事、運動かもしれません。
それら複数が絡み合っているかもしれません。
どれだけその差を調べて、分析して結論付けたって、それが本当に正解かもわかりません。
となると、攻略の仕方としては、
自分が現状の中からこれだと思える方法を採用してみて、後はやってみる。ダメなら変えてみる。
これが最良手となります。
つまり、これだ!と思える考えを持ちながらも、臨機応変さも持ち合わせるってことですね。
絶対的なものなど無いんだから、理論をどれだけ重ねたり、深めたりしたって、結局無駄になってしまうかもしれないのです。
それよりも、やってみてダメなら変える。
その方が、結果的に何倍も速いです。
しかし、こういったバグに気付けること自体が本当にありがたいと、最近思います。
トレードだけやってても気付くのですが、所詮、専業にならない限り、投入できる時間なんてしれてますからね。
でも、自分のバグってトレードだけじゃなく、夫婦関係や人間関係、仕事など色んな場面で表出するので、色んな場面で起こる問題の共通点を見て行けば、トレードだけやってるよりも遥かに早く成長できます。そこを繋げないなんて勿体無い!!
また、その問題に対して取り組む際は、必ず『自分自身の内面を改善する』こと。
ここにこそ、真の価値があります。
ということで、本日はこの辺りにしたいと思います。
それでは、お読みいただき誠にありがとうございました。
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