こんばんわ。イチです。
トレードにおいて成長してくると、勝てるようになってくる局面が来ます。
しかし、勝ちを積み重ねるのですが、結局ちょっとしたきっかけから、メンタルを崩し、いらんことをやって、大きく負けてしまう。
あれさえなければ、トータルで勝ってたのに…
こういったことは、勝てるようになった方なら、経験済みの事かと思います。
そもそもトレードにおいて負けは必要コストですし、トータルで勝てていれば問題ないとも言えます。
ただ、負けトレードには「しかるべき負け」と「不必要な負け」があるんですよね。
よって、この「不必要な負け」が無かったか、をしっかりと見極める必要があります。
これも、自分なりの手法を確立した人なら、大体見極めがつくと思います。
問題はここからです。
その不必要な負けの根本原因を探っていくのですが、この根本原因っていうのは自分の心に潜むバグみたいなものなんですね。
そして、そのバグのうち今日は「執着」について私の経験から記事にしたいと思います。
恐らくほとんどのトレーダーは、初めのころ「聖杯探し」という迷いの森に迷い込むと思います。
かくいう私も、同様に、そして盛大に迷いまくってました。
何故、人は聖杯を探すのでしょうか。しかも、ほとんどの方が。
その根底には、
勝てる手法さえあれば、勝ち組トレーダーになれる
という思考があるのでしょう。少なくとも私はそうでした。
そして、試行錯誤の末、やっとこさ
「これこれこういう流れの時に、ここでこうなったらEntryする。これをやってれば、何とか勝てるかな。」
という、当時イメージしていた手法とは異なりますが、まぁ手法に辿り着くわけです。
気持ち的には、「やっとこれで常勝とレーダーに近づいた!」と嬉しく感じてました。
友人のトレーダーにも、得意げに話します。
「やっぱり、環境認識をしたうえで、しっかりとした根拠箇所での反応を見てEntryすれば、勝てるよね。」
そりゃ、苦労して辿り着いたんですもの。自慢の一つもしたくなります(笑)
そして、その通りトレードを重ねます。(話を分かりやすくするために、その間の苦悩はすっ飛ばしています。)
徐々に積み上がる勝ちトレード。
今日も同様に自分の手法に合った環境が来ています。
そして、Entryのタイミングが来ました。
「よし、いいだろうEntryだ。」
しかし、思惑通り順行せず。
「あれ、あ~!こっちの節目が意識されていたのか、じゃあこの節目でもう一度Entryだな。」
そして、Entryするも、更に損失に。
「あ~ちくしょう!ここでセオリーが崩れたんなら、逆にEntryだ!」
結果、これを皮切りに負けトレードを連発…
さて、このような事象の背景には、どのようなバグが潜んでいるのでしょうか?
ここが、トレードで勝ち続けるための重要な要素になります。
続きは次回にしたいと思います。
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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