感情の奴隷

こんばんわ。イチです。

 

トレードはもちろん、スポーツや人間関係など向上させようと考えた際、大きく影響しているのが「感情」です。

 

 

特に、トレードにおいてはひとたびマイナスな感情に汚染されると、そこから瞬時に抜けださない限り、

損切りしない

・闇雲にポジションを取る

・ロットを上げる

・ルール外のエントリー

・飛びつき

・天井買い、大底売り

など、考えられるありとあらゆる最悪な行動を取ってしまい、深刻な悪影響を及ぼしてしまいます。

 

正に感情の奴隷といえる状態です。

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そんなマイナスの感情を発生させるのは、「期待」の影響によるところも大きいという事は、下の記事にて触れました。

 

373arigatou.hateblo.jp

 

マイナスな感情が悪さをしている。

 

簡単に考えれば、そんな感じに理解できそうです。

しかし、そのマイナスな感情が発生した後、最悪な行動を取ってしまうまでの間には、実は自分の選択の自由があるんです。

 

これは、よく考えてみれば分かります。

 

イラッとした時、「感情にまかせて相手に怒りをぶつける」ことも出来ますし、「相手の立場になって考え、冷静に対応する」ことも出来ます。

 

私たちがそれを難しいと感じるのは、感情に対する反応パターンが、習慣になってしまっているからです。

 

普段、

・子供が言うことを聞かなかったり

・奥さんに冷たくあしらわれたり

・上司に理不尽な命令を下されたり

 

嫌なことが有ったとき、どのように考え、反応していますか?

 

「コラー!早くやれって言ってるだろ!」と高圧的に出るのか、「じゃあ、どうしたいの?」と相手の気持ちを理解しようとするのか?

 

その選択権は、自分にあります。

 

 

トレードで結果を出すということは、今の自分の負けパターンを改善する、上手く付き合う、ということです。

 

 

感情の支配下から抜けるために必要なこととして、以前師からこんなことを言われました。

 

「自分ではなく、相手を優先にする。これが大切。でも、本当にどのレベルまで自分ができているのかを、客観的に理解出来ているか。

例えば、何らかの嫌な出来事により不機嫌になったとする。心にはドス黒いものが渦巻き、呼吸は浅くなり、振り払っても振り払ってもネガティヴな情報が湧いてくる。

そんな時、目の前に誰かがいたとして、不機嫌な顔で、不機嫌なトーンで対応してはいないか。

自分の都合は相手には一切関係ない。それなのに、自分の感情に乗っ取られた状態で相手の対応をするってのは、自分の事しか考えられていない自分を優先した行動なんだよ。

 

 

これを聞いた時、自分自身、ある程度うまく感情をコントロール出来てきたと思っていたのですが、「うわ~、なるほど。まだまだ改善の余地はあるな。」と感銘を受けました。

 

実際、奥さんや親など、特に近い存在であるほど、不機嫌状態になったら「ちょっと俺は今不機嫌なんだから、そこんところ察してくれる?」と、マイナスに汚染されたその状態で対応してしまっていることに、何の疑問も抱いていなかったからです。

 

 

人間生きていれば、何らかの理由でマイナスな感情が発生してしまいます。

そんな時、そのまま「感情の奴隷にならない」。これは、本当に大切な事ですので、私もみなさんも共に気を付けていければと思います。

 

 

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。

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