おはようございます。イチです。
先日の記事に、
>私は昔、しっかりとした勝てるロジックを組もう、そしてそのロジックは出来ればトレードシグナルが多いほうがいい!こう考えてました。
>期待値がプラスであるならば、回数は多いほうが資産を増やすことが出来ますからね。
>でも、その視点には大きく欠落している部分があります。
と書きました。
たぶん、同様に考えている人も多いと思いますし、その道を辿っても遠回りになってしまうので、私の失敗を記すことで、一人でも多くの人が同じ失敗をせずに済むように、その続きを記載したいと思います。
ロジカルシンキングな私は、当然のように何の迷いもなく上記のように考えていました。
当時、何人かのトレーダーの人にもお会いし、そのような考えを伝えると、「その考えってわかるけど、実際はそうじゃないんだよね~。」と言われ、それに対し私は「え~そうですか?」と返答していました。
「理論的に正しいのだから、間違っていないはず!」と本気で思っていたんですね。
過去との考え方の差を今ここに記すと、
①システムトレードで勝ち続けられると考えていた
②機械的にトレードを執行するのは簡単だと思っていた
この二つの考え方が、今と大きく異なると思います。
①については、実はこの考え方に至った背景があるんですよね。
当時私はサラリーマン。経済的自由を目指すために株や投資信託からスタートしたんですね。しかし、それで狙える年利って頑張っても10%とか。
それじゃ話にならん訳です。
そのうち、短期売買(トレード)が出来ると知り、しかもFXについては、24時間やってるって話じゃないですか。
株とかになると、ザラ場を監視する必要があるし、そのためには日中に体が空いていなければなりません。
よって、FXだ!と考えるようになりました。しかし、仕事もそれなりに忙しく、帰ってきてからトレードってのも難しいと考え、仲間と話し合った結果、「じゃあ、システムトレードだ!」ってなったんですね。
システムトレードやるためには、プログラミング出来なくちゃいけなくて、ここでも色々あったのですが、話をすっ飛ばし、とにかく自分でシステム組めるようになりました。
システムトレード。自分の代わりに自動で売買を行ってくれる存在。
タダで働いてくれる社員を雇うようなもの。
だったら、ずっと相場を監視してもらい、たくさんトレードして貰ったほうが、稼げるだろう。そんな流れで、①の考えに行きつきました。
①の考えに行きついたって書きましたが、よくよく考えると、今の流れって「システムトレードで勝ち続けられると考えていた」に繋がったというよりも、単純に、「システムトレードで勝ち続けられないとは、考えていなかった」ってのが正直なところかもしれませんね。
まぁ、アービトラージとか特殊な隙間を狙っていくようなロジックなら、利益を上げられるかもしれませんが、対策されたらまた隙間を探して… とやはり勝ち続けるには、いずれにしろ試行錯誤が必要なわけです。
という事で、本日はここまでにしたいと思います。
明日は②機械的にトレードを執行するのは簡単だと思っていた これについて書きたいと思います。
本日もお読み頂き誠にありがとうございました。
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