愛という感情を乗せて

こんばんわ。イチです。

 

昨日は、少しずれましたがお盆という事もあり、久々に実家(恵那)に帰省しました。弟も帰省していたため、色々と喋ったのですが、その中で、一番記憶に残ったことを報告します。

 

弟は、結構気難しい性格だったのですが、色んな話をしてきて、少しずつそういった性格が変化してきていました。
また、弟は私が昔からトレードやらビジネスやら色々やってきているのを知っているので、自己啓発的な考えや、何をやれば結果が出るのかについて、昔からたまに会うと話し合う仲です。

 

昨日も、色んな話をしていたのですが、5時間という長い討論の結果、弟は『責任を他人に転嫁する』『マイナス面に目を向け過ぎてエネルギーが漏れている』『我流に偏る』という課題を抱えているようでした。

 

しかし、そんなことを直接指摘しても伝わらないと思い、自分の事例や、匂わす感じで何とか伝えようとします。

『我流に偏る』部分について話をしているとき、自分自身の課題である

『押しつけがましくなってしまう』

『相手を批判しているように受け取られてしまう』

という点が顔を出し始めてしまったためか、結果的に弟に

 

『兄貴は押しつけがましい』

『俺は俺のやり方が絶対に正しいと思っている』

という反応を取らせてしまいました。

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この時、『やっちまった』と思うのと同時に、これだけ頑なに自分自身の考えを手放せない弟を見て、『我流に偏ると成長が難しい』と強く再認識すると共に、『自分自身も同じ課題を持っている』そして『自分自身が絶対に師の言う事を素直に聞かなくちゃダメだ!』と、自分に対する気付きを得てハッとしました。

 

その時私は、「あ~、おかげで、今の会話の中で、俺は絶対に師の言う事を素直に聞かなくちゃダメだと、確信した。」と言い、それが更に弟の感情を刺激し、
(弟)「それは、俺に対して、我流は駄目だって言って、批判しているのと同じだろ!」
(私)「だから、本当にそう思ってるんだって!」
(弟)「それなら直接そうやって言えばいいじゃないか!」
(私)「直接言ったとしても、結局聞かないだろ。それに、感情的になってるときに伝えても伝わらないし。」
(弟)「感情でぶつからないと、伝わらんのやて!」
(私)「じゃあ分かった! いい加減人のせいにするのをやめろ!」
(弟)「・・・。そうやって言って欲しかったんだって。それは響いた。」

というやり取りがありました。

 

トレードをしたり、「期待しない」というワークをやっていたりする中で、自然と『感情は出さないほうが良い』という考えに一旦偏っていたのですが、逆にコミュニケーションでは『感情をある程度見せたほうが親しみを持たれやすい』という傾向があったり、今回のような事例もあったりと、『感情は出した方が良い』ところもあるということを体感しました。

 

また、『どちらかが正解で、どちらかが間違っている』という唯一の正解があるという思考に陥りがちだったのですが、『どちらも正解』という表裏一体な側面を体感することができました。

自分自身のコミュニケーション能力(劣等感を与えずに、相手に主張を受け取ってもらう)のレベルの低さを痛感しましたが、コミュニケーション能力のレベルアップも簡単に出来るものでは無いと思ってます。そんな状態でも、相手に伝えることが必要となるケースもあるので、そういった時、負の感情をぶつけるのは愚策ですが、

『愛という感情を込めて伝える』

のは有効なのだと感じました。

 

あなたの参考になれば幸いです。

 

それでは、本日は以上にしたいと思います。

ありがとうございました。

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