もういいよ!

こんばんわ、イチです。

今日は、自己成長を目指す中で、壁にぶつかったときに陥りがちな点について、記事にしたいと思います。

これを知っていないと、せっかくの成長のチャンスをみすみす無駄にしかねない話なので、少しでも伝わることを願い記事にします。

例えば、トレードで負けが続き感情トレードをやらかしちゃうのも、夫婦関係でイラつき感情をぶつけちゃうのも同じ心理が働いているというのは、これまでも説明してきました。

トレードの成長も、夫婦関係(人間関係)の成長も繋がっているわけです。

基本的に、奥さんや子供、上司、部下とぶつかるとき、そこには
『自分の課題』と、
『相手の課題』があります。

どちらかだけが100%悪いってことは、ほぼありません。(そもそも、「俺は絶対に悪くない!」って言ってる人ほど、自分を棚上げしているものです。)

よって、どれだけ自分としては『理不尽だ』『これは絶対に相手が悪い』と思ったとしても、実はどちらにも課題が潜んでいる訳です。

例えば、部下や自分の子供とのやり取りの中で、『これは絶対に相手が悪い』と思えるような事象が発生します。
そういった場合、自分としては『これは絶対に相手が悪い』と認識しているため、『相手に間違っている点を伝えよう』とします。
(これは、『相手が100%悪い』と思い込んでいる時点で『自分の課題を認識できていない』事が望ましくないのですが、その点は一旦置いておいて話を進めます。)

しかし、相手も衝突していることを認識しているため、既にバッドになっており、素直に話を聞けない状態になっています。

説明しても、理解されない、言い訳が返ってくる、返事の歯切れが悪い、グチグチ言っている。
そんな状態が続くと、いよいよ自分のストレスが溜まって、最終的には「もういいよ!」と怒ってしまう。

こんな経験無いでしょうか?

この「もういいよ!」は、言ってみれば怒りからくる、「諦め」や「切り捨て」なのです。
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そりゃあ言った側はさぞかし気持ちいでしょう。
『ほら、お前が悪いんだぞ。チンタラしてるんだったら、もう知らんわ!』

はい、スッキリしましたね。満足でしょうか?

でも、これだと双方の課題に対して、一切進展が無いんです。

これじゃダメなんですよ。これじゃ勿体ないんです。
ここで向き合わないから、いつまでも同じことを繰り返してしまうことになります。

衝突は、せっかくの成長の機会なのですから。

特に子供の場合は、可愛そうですね。
「諦め」や「切り捨て」といったアクションにより、一時的とはいえ、親から見捨てられた感じを受けるでしょう。
それは、本来不要な心の傷を作る原因になってしまいます。

諦めることなく、切り捨てることなく、しっかりと相手と向き合いたいですね。

ということで、本日は以上となります。

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。

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