一点豪華主義の弊害

いやぁ、今月は本業とも言えるトレードが忙しくて、なかなかブログを更新出来ませんでした。

といっても、言い訳にしかなりませんが。

 

トレード言えば、私は生粋の順張り派なのですが、最近友人や先人(そして、自己の鍛錬)のおかげで、また一段とトレードスキルがUPしました。

まぁ、相場が良い(分かりやすい)だけと言ってしまえばそれまでですが、今までの中で一番成績が良いです。

 

相場が休みの日には、FT2とかで過去検証もするのですが、ブル・ベア派双方の視点から織りなされる相場のストーリーを、より立体的に感じられるようになってきました。

 

私自身、私生活においても『一点豪華主義』と言うのか、『これが一番大切で、これだけやってりゃ大丈夫!』ってのを見つけて、取り組むのが好きなんですね。

話をしていても、『要は、〇〇が一番大切だよね。』と、真髄を突いたような気になってしまう。

 

ですが、実際の問題は、そんな単純じゃなくて、いくつかの大切な要素それぞれが複合的に絡み合って、一つの事象を、今の流れを作っているんですね。

 

そんな流れを頭で『理解』するのには、限界があります。

言葉で具現化出来る範囲ってのは意外に少なくて、実際に私たちの頭は言葉よりももっと高度な次元で物事を捉えています。

 

だから、体で『感じる』ことが必要になる。

感じられるようになるためには、先ず『経験数』が土台として大切ですし、経験が積み上がった時、その経験から適切な『解』を導き出すためには、『場』全体を見て感じることが必要になります。

 

ここで、先ほど挙げた『一点豪華主義』が足を引っ張ります。

ここが一番大切。これだけ見てりゃ大丈夫。

 

そんな風に相場を、社会を見ていると、全体の流れを感じることが出来ず、その結果、

✔ 形としては狙っていたパターンが出たけど、何故か勝てない

✔ 相手の意見に適切に答えたはずが、的を外してしまっている

といった、残念な結果を招いてしまいます。

 

そして、「このパターンにおいて、何を見落としていたんだろう…。そうか、ここでの押しが弱かったのかな?」とか、「言い方が分かりにくかったのかな?」とか、またしても的を得ていないけどそれらしい回答を頭に思い描いては、次回似たような失敗を繰り返す。

そんなパターンが続いてしまうことになります。

 

部分を見るのではなく、全体を見る。

木を見ず、森を見る。

 

このことに頭ではなく、心から気付けた時、今まで止まっていた自分の成長が進みだす。

これは、あるあるだと思います。

 

あなたも私も、そんな人生の成長の門に気付き、これからも成長出来ますように。

それでは、本日もお読み頂き、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です