おはようございます。イチです。
さて、本日の一枚目です。
H4では、節目を抜けて安値更新し、一度節目まで戻り、その後再度安値へ到達。ここから、ブレイクするか?それとも跳ね返すか?といった局面。
ブレイクか、跳ね返すか?こんな局面であるならば、ここからポジションは極力取らないほうが良いと考えています。
どう考えているかというと、先ず、売り目線で考えてみましょう。
ここから売るという事は、安値のブレイクに掛けるということです。基本的に、相場は7~8割は値動きの弱いレンジっぽい動きをしますので、ブレイクってのは可能性としては低いと考えます。
さらに、ここから売っていく場合、ストップの位置が選定しにくく、結果ストップまでの幅が広くなり、リスク・リワード比率が悪化してしまいます。以上のことから、売りで狙うのは基本的に良策とはいえません。
では、買い目線はどうでしょうか?
これは単純に、「上位足の加護」があるか、という目線で見れば、大局は下であるため、わざわざ買う必要はありません。
以上の考えから、この場面では私は「様子見」とします。
それでは、2枚目。
H4ではMAは下げ、H1ではほぼ横ばいの状態。
かろうじて下げ方向に優位性がありそうですが、積極的に狙える状態では無いです。
この時の私の認識も、売りで考えていましたが、途中で「買い目線で見たほうが良いと感じる」と記録した通り、これは上がるかな?2の時点で感じたのです。
この感じるって部分は、ある程度経験を積んだ頃には大切になるのですが、経験が少ないころにどれだけ感じたとしても、それは自分自身の「恐怖」や「損したくない」といった感情からきていることが多いため、結果的に芸術的にやられることになります。
今回のケースでも、始めは売り目線だったので、売りましたが、途中で「やっぱり買いだ!」と感じ、そこから2度不要な買いEntryを繰り返してしまっています。
このことから大切なのは、短期(ここでいえば、右下のM5チャート)はシグナルを見極めるために見ているのであって、環境認識および目線は上位のチャート(ここでいえば、H4やH1チャート)で考えなくてはならないということです。
H4やH1チャートから考えて目線が決まったのであれば、その環境はM5程度の動きではちょっとやそっとでは変わらないですよね。
(といっても、そもそも両方の目線をもつべき環境や、M5で見ていても主要なラインを抜いてきて目線を変化させるべきケースもありますが。)
視野が狭くなると、良い判断が下せなくなるってのは、トレードのみならず、それ以外の人生全般にもいえることです。
というわけで、今日はここまでにしたいと思います。
本日もお読み頂き誠にありがとうございました。
コメントを残す