こんばんわ。イチです。
前回記事に引き続き、自己を改革していく上で、理解すべきメカニズムと、最も大切になってくること を記事にしたいと思います。
【前回記事】
前回は、「感情によって動いてしまっているということを、意識化すること。」が改善のファーストステップであるという結論でした。
意識化するために
意識化するために必要なこと。それは、トレードをある程度やってきた人なら「耳タコ」であろう『トレード記録を付ける』って事です。
トレードではなくとも、その日にあった出来事を記録するってことですね。
例えば、お恥ずかしいですが、私の実際の記録はこんな感じです。
(子供の名前が入ってたので、黒塗りにしてます。)
記録を取ることによって、自分がどういったシーンに弱いのか、自分の負けパターンが見えてきます。
本当に感情によって、人は余計なことをやらかしているんだなぁ… ってことを痛感しますよ。
これにより、意識化できると次のステップに進みます。
どう反応するかを決めておく
前回も貼り付けましたが、意識化することで「無意識に」同じことをやらかし続けてしまい、一向に状況が改善しない… って所を脱する一つのきっかけになります。
意識化の、次にすること。
それは、次の「感情が動く事象」が発生した時に取るべき行動を決めておく、という事です。
ただ、これは状況によって臨機応変に対応する必要が出てくる部分なので、大雑把に「愛情を思い出し、包み込むような対応をする。」といった具合に決めておけば良いと思います。
事象発生時
さて、対応方法も決めたため、後はその事象(または類似の事象)が発生するのを待ちます。
問題が起きないのが一番良いのかもしれませんが、その場合、私たちの内面に眠る本質的な問題は解決していないという事になります。その視点に立つと、問題が発生するってのは、改善の機会を与えてもらっているってことになるため、実はありがたいことなのだ、ということに気付きます。
ちょっと話がそれましたが、事象が発生したとします。
状況によっては、ほぼ無意識に反応してしまって、後から気付くという事もあるでしょう。
気付かずに反応してしまったとすれば、まだ意識化が弱いので再度、記録を付け、「次回はどうすれば意識化出来るか?」を深堀りします。
では、意識化できたとしましょう。
例えば、
トレードで言えば「エントリーしたい!」とか「損切出来ない!」とか、
私生活で言えば「何をもたもたやっとんねん!」とか、「何回同じこと言ったら分かるんや!」とか、
ここでは、程度の差はあれど既に感情が動いてしまっているため、正直、自分を制御して、事前に決めて置いたような対応をするのが難しいと感じるはずです。
しかし!ここが天下分け目の天王山なのです!
私は、師から「ここで踏み止まれなかったら、永遠に変われない。」と言われ、ゾッとしたのを覚えています。
これまでも同じことを何度もやらかしてきたハズです。
そして、その既に潜在意識に染み込んでしまった反応が、自分の人生を作っているのです。
ここで耐えること、ここを変えること、それが人生を変えていくという事なのです。
現実問題としては、その場で適切な行動が取れるかは、自分の精神レベルや、その時の自分の状態、場所などの影響もあるため、そちら側からのアプローチも必要なのですが、それはまた別の視点から記事にしたいと思います。
これに気付ければ、日々が学びであり、成長の機会であるという事が分かりますし、成長スピードは格段に上がると思います。
是非、あなたの人生をより良いものにするためのきっかけになればと思います。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
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