薄毛に整髪料は厳禁!?【薄毛と整髪料の付き合い方】

薄毛が気になってきた時、ボリュームを持たせ見た目を改善出来る整髪料は使い勝手の良いもの。

だから整髪料を使いたいんだけど、薄毛を進行させることになるんじゃないか?と心配になりますよね。

この記事では、整髪料が毛髪にどのような影響を与えるのか、また整髪料とはどのように付き合うことがベストなのかについて、詳しく解説します。

 

ちなみに、私は20代後半から生え際の薄毛に悩み、10年ほど薄毛対策に帆走した結果、おかげさまで薄毛を改善するに至っています。

■ もくじ

1.整髪料の主な成分7種
2.整髪料が頭皮に与える影響
3.整髪料とのベストな付き合い方
まとめ

1.整髪料の主な成分7種

整髪料と一口に言っても、ムース、ジェル、スプレー、ワックスなど色々なタイプのものがありますよね。

その中で言えば、頭皮にとって一番優しいとされているのはワックスになります。

理由は『頭皮に付きづらい』からです。

よって、ここではワックスの主な成分を7種を挙げます。

 

①油分:艶出し、髪をまとめる、形付けるための役割。

②水:油分だけでは使いずらいため、水を混ぜてクリーム状ににさせるための役割。

③界面活性剤:通常は混ざらない油分と水を混ぜるために、仲介役となる役割。合成界面活性剤は化学薬品で、洗剤などに使われている。髪や頭皮を傷めることも。

④アルコール等:ワックスをつける瞬間の伸びの良さを出すための役割。すぐ空気に触れて蒸発するので、髪の毛の水分を奪い易い。

⑤シリコン等の高分子化合物:毛髪の表面をコーティングし、手触りを良くするための役割。毛穴に詰まると髪の毛の成長の阻害因子になり易い。

⑥防腐材:雑菌の増殖を防ぐための役割。代表的なもので、メチルパラベン、プロピルパラベンなど。法律上配合量は1%未満にするようにとなっていますが、現在ではその安全性が問題視されている。

⑦香料:香りをつけるもの。

2.整髪料が頭皮に与える影響

頭皮に悪影響を与えると言われている成分は細かいものを挙げれば幾つかあるのですが、中でもその影響が強いとされている界面活性剤について、その影響を紹介します。

界面活性剤

界面活性剤は、整髪料だけでなくシャンプーやコンディショナーにも入っていて、髪の毛の元となっているたんぱく質を破壊する「膜たんぱく可溶化剤」という成分が入っています。

合成界面活性剤が頭皮に直接触れると、頭皮乾燥の原因になったり、フケやかゆみを引き起こすことで頭皮環境の悪化に繋がります。

髪の毛の生成に必要である「たんぱく質」が破壊されると、毛髪の育成に悪影響を与える、というのが「整髪料=はげる」と言われる理由です。

 

ちなみに、この界面活性剤はすべての整髪料に含まれているということではなく、含まれていないものも存在します。

3.整髪料とのベストな付き合い方

冒頭にも述べましたが、薄毛の方にとって髪のボリュームを演出してくれる整髪料はありがたいものです。

以上を踏まえて、整髪料とどのように付き合っていくのがベストなのか?

人それぞれという面はあるのですが、私のオススメのスタンスは以下の通りです。

 

①使わなくても良いなら、極力付けない

特に合成界面活性剤を使用した整髪料は、その悪影響が心配されますし、それ以外の成分も髪にとって無害かと言えば、それを証明することも難しいでしょう。

よって、整髪料を付けなくても済むのであれば、使用は極力控えたほうが良いです。

 

②使う場合は、頭皮に極力付けず、必ず洗い流す

整髪料を使う場合は、頭皮に出来る限り付けないように使用してください。

ただし、整髪料はたとえ頭皮に直接付けなくても、汗で流れ落ち、頭皮に触れてしまいます。

ですので、一日の終わりには必ずしっかりと洗い流すことが大切です。

 

③極力、合成界面活性剤を含まない製品を

合成界面活性剤については、叩けばホコリが出てくるといった成分ですので、極力、合成界面活性剤を含まない製品を利用することをオススメします。

 

④薄毛のための整髪料はマット系ワックスで

薄毛の方が整髪料を使うのであれば、マット系ワックスで決まりです。

ドライタイプまたはクレイタイプとも呼ばれています。

マット系ワックスは油分が少なく、細い毛でも立ち上げやすいのが良い所です。

薄毛の人は毛髪も細く弱い毛が生えていることが多いので、マットタイプの軽いワックスの相性が良い傾向にあります。

また、ツヤがないタイプなので、「テカリ」が目立たないのも嬉しいです。

まとめ.

整髪料はどちらかと言えば頭皮・毛髪に悪い影響を与えると思われますが、逆に見た目の改善には役立つものです。

よって、使用する製品をしっかりと選び、使い方を間違わなければ、頭皮・毛髪への悪影響を上回るメリットがあると私は考えます。

 

よくありがちなのが『化学製品=悪 自然製品=正義』という極端な考え方で、その考えに偏ると、「この製品は化学製品が入っているから絶対に使わない」と無害であることを優先し過ぎ、自分の心を無視してしまう方もお見えです。
(髪を遊んだり整えたりして見栄えが良くなることで、一日楽しく過ごせたりするものです。)

私たちにとって「一日」というのは大切なものなので、勝負の日や、寝ぐせ等の影響であなたの心がイマイチだなぁと感じる日に限定するなど、上手く使っていくことが、人生を俯瞰して見た時にちょうどいいバランスになるのではないでしょうか。

 

整髪料と上手く付き合うこと、そして、別記事でも書いているように薄毛の治療を並行して行っていくことが、私たちの人生の質を上げてくれると確信しています。

 

それでは、本日もお読み頂き誠にありがとうございました。

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