生きる技法

こんばんわ。イチです。

 

今日は、師匠からお勧めされて読んだ、安冨 歩さんの「生きる技法」という本を読んで、ためになったことの抜粋を共有化したいと思います。

 

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~以下、抜粋~
多かれ少なかれ誰もが多少なりとも頭がおかしく、何らかの障害を抱えている。
よってたくさんの人に依存して初めて自立できる。

 

多くの人は無条件の愛ではなく常に条件付きの愛を与えられてきた。よって、 何かを達成して初めて少しだけまがい物の愛情を向けられたに過ぎなかった。

 

愛情によってではなくハラスメントによって育てられたからこそ罪悪感と不安に苛まれるゆがんだ心の人間に育ってしまう。

 

自立した人というのは自分で何でもする人ではなく自分が困ったらいつでも誰かに助けてもらえる人でありそういった関係性のマネジメントに長けている人のこと。

 

お互いに人間として尊重し合うというのは相手の考えていることや感じていることを正しく認識するように双方心がけること。

 

破壊的構えを向けている人は別の人から破壊的構えを強制されているから。こうやって強制を受けてる人は不安に苛まれている。

 

押し付けられた像があるべき姿となり、それとずれた自分の姿を嫌うのが自己嫌悪。

 

人間は生きるために何が必要かを自分に教えてくれる感覚を生まれながらに持っている。

 

知らない人とでも信頼し合い交換し分かつことができ、それによって共に楽しみ最後には友達になることもできるということを人々に理解してもらうことが何よりも大切であり、それを阻害している最大のものが貨幣。

 

お金を貯めるよりも依存できる人間関係を構築した方が確実であり お金を使うなら頼れる人を増やすために使うのが賢明な方法。

 

人生における選択はどれが正解だかわからないもの。このわからなさをそのまま受け入れるなら問題ないのだが、正解が分からないことに不安を覚えると冷静さを失ってしまう。

 

のびのびと自由に育つということが自由。 自分自身の種をその思う方向に伸ばすこと。

 

夢は楽しく見るものであって悲壮な決意で見るものではない。体が緊張して動かなくなっては仕方ない。その夢をイメージして自分の体がのびのびと動作することに意味がある。

 

大学に合格しても博士号をとっても本を出版しても就職してもその一瞬だけほっとするけれどすぐに不安になって次は何をしないといけないのだろうと考えてしまう。これは終わりのない道。

 

なんだか嫌な感じがするという場合には悪い予感が必ず込められていますこういう場合の人間の直感は大抵の場合頭で色々計算する長期的視野などをはるかに超える深い計算が入っている。

 

自分は悪い子だと思い込まされていることが自己嫌悪。

 

何かをうまくやり遂げたければ自信が必要。自信をつけるためにはもちろん練習や準備が必要。しかしそれ以上に自己嫌悪なんとかしないといけない。

 

この世界は人間が自分自身を愛しその愛の力で盲点を次々と乗り越えはつらつとして生きるそういう世界ですそこには友達しかいません友達ではない人は皆以前あなたの住んでいた自己嫌悪ワールドの住人だからです。

 

~以上、抜粋終わり~

 

人生の幸福感、充実感を高めるために必要なことがちりばめられており、私自身の、生きるための指針に大きく影響を及ぼした一冊です。

とりあえず共有化まで。

 

それでは本日もありがとうございました。

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