イラつきの背景

こんばんわ、イチです。

 

私には、小学校一年生と4か月になる子供がいるのですが、小学校一年生というと色々賢くなる半面、ずる賢い面や天邪鬼な面も見えてきます。

 

それ自体は、ある意味知恵が付いてきたことなので全く問題なく、むしろ嬉しい限りなのですが、やはり時折イラっとしてしまうんですよね。

 

例えば、

私:「宿題やったんか~。」

娘:「今〇〇やってるから後で~。」

 

私:「今遊んでるもの片付けてから、それで遊びなよ~。」

娘:「は~い。(不機嫌そうに)」

 

こんなんは、お子さんがいるなら日常茶飯事ですよね。

 

 

こういった事象の背景は、トレードで学んだのでよく分かってはいるつもりでした。

それは、ズバリ「期待」しているからこそ、その期待が裏切られた時に、期待と現実のギャップ分を人間はショック(精神的ストレス)として感じてしまう。というものです。

 

これは、少し勉強された方なら「うむ、その通り。」と納得して頂けると思いますし、体感的にも「そうだろうな。」と思われるのではないでしょうか。

 

 

ただ、この理論は半分正解で半分間違っているということを少し前に知りました。

 

 

では、間違っている「半分」って?どこが間違っているのでしょうか?

それは、もう一つの側面として、そもそも「不機嫌になる。」ということを決めているから、娘の気にくわない所が目に付いてしまう、このことが考慮されていないという点です。

 

つまり、自分が成る「感情」は予め自分で決めており、それに見合う「現象」を見つけて意味付けしているという事なのです。

 

私がこれに納得したのは、奥さんの娘に対する態度を見ている時でした。

 

奥さんは、どういう訳か、その日は珍しくちょっと不機嫌でした。

そして、娘の些細な行動を見つけては、それに怒っているのです。

 

私だってそうです。

ちょっと、不機嫌な状態だと、奥さんのしたことに、普段ならスルーするような事象でも、ちょっと気にくわないからと言って、文句を言ったりしていたものです。(ほとんど改善しましたが、やっぱり多少は今でも反応してしまうことがあります。)

 

つまり、不機嫌になる理由は、周りにあるのではなく、実は「自分の中にある」という事ですね。

 

これは、トレードにおいても、同じことが言えます。

 

例え、トレードの結果が悪かったり、思いがけない動きでLC食らったり、その後順行されたりという「事象」はあったとしても、それでイラついてしまう本当の原因ってのは「自分の中にある」んですね。

 

事象ってのは、あくまで「きっかけ」であり、娘の些細な行動と同じなんです。

 

イラつくのは、それが原因ではありません。

 

 

このことに気付くと、狭く言えばトレードで結果が出ず同じところをグルグルと回っている状態から抜け出すヒント、広く言えば人生全般をコントロールするための重要なヒントとなります。

 

サラッと書きましたが、とても重要なことですので、何度か読み返してみて下さいね。

 

それでは、本日もお読みいただき誠にありがとうございました。

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